肝臓に良い生活をするには

1) タウリン・オルニチン・クルクミン・セサミン・スルフォラファン・葉酸・カテキンを摂り
2) 糖分・アルコール・便秘・睡眠不足を避け
3) なるべく運動を欠かさないこと



【タウリンを多く含む食品】
牡蠣(特に多い)、タコ、イカ、アサリ、ハマグリ
 
 
 
【タウリンの効果】
肝臓への効果:
壊れた肝細胞の修復、肝機能強化、肝臓の炎症を抑えるなど
血圧を下げる、血圧上昇を抑える
心臓への効果:
心臓の筋肉を保護、強心作用
コレステロールを下げる、動脈硬化、脳卒中の予防(動脈への脂質の蓄積を抑制)
 
 
 
【オルニチンを多く含む食品】
しじみ(特に多い)、ヒラメやキハダマグロなどの魚類、えのき茸、だだちゃ豆
 
 
 
【オルニチンの効果】
肝機能回復(疲労回復)
腎機能回復
 
 
 
【クルクミンを多く含む食品(クルクミンはポリフェノールの一種)】
ウコン茶、ウコン粉末(ターメリック)

 
 
【クルクミンの効果】
肝臓の解毒作用を高める
胆汁の分泌を促進し、コレステロール値を下げる
美肌効果
脳機能を活性化
 
 
 
【セサミンを多く含む食品】
ゴマ油、黒ゴマ、白ゴマ(ゴマよりもゴマ油に多い)
黒ゴマは、がん予防にもなる
 
 
 
【セサミンの効果】
悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす
=動脈硬化を予防
=脳卒中や心臓病を予防
脂肪の燃焼を助ける
肝臓に到達するまでに死滅する多くの抗酸化酵素と違い、
セサミンは肝臓に到達して初めて抗酸化物質に変わるため、直接的に肝機能を高める
 

 
【スルフォラファンを多く含む食品】
アブラナ科の野菜:
ブロッコリースプラウト=ブロッコリーの芽(特に多い)、ブロッコリー、白菜、大根、キャベツ、
芽キャベツ、カリフラワー、ケール、菜の花、わさび
 
 
 
【スルフォラファンの効果】
肝臓の解毒作用を高める
がん予防


  
【葉酸を多く含む食品】
ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ、レタス、豆類(黒豆、枝豆、そら豆、インゲン豆)、
とうもろこし、モロヘイヤ
(レバー類にも含まれるが、頻繁に摂ると腎臓に負担をかける)
 
 
 
【葉酸の効果】
細胞の再生を活性化させる(肝臓はダメージを受けやすいため、再生・正常化が欠かせない)
神経管欠損症(NTD)など先天性奇形の予防
子宮頸がんの予防
心臓病の予防
貧血の予防 


 
【カテキンを多く含む食品】
煎茶、番茶、ほうじ茶、赤ワイン(アルコールを含むため、摂りすぎない)、コーヒー、
ココア(白砂糖を加えるのを避け、蜂蜜で代用する。入れる量も控える)、渋柿、りんご、
ぶどう、いちご、ブルーベリー、金時豆
 
 
 
【カテキンの効果】
体内の毒素を消し細胞や遺伝子の損傷を防ぐ
(=環境汚染、食品添加物、紫外線、ストレスから身を守る)
血糖値を下げる
コレステロール値を下げる
熱中症対策
 
 
 
【糖分は脂肪肝の原因になる】
脂肪肝になると肝機能が落ちる。血がドロドロになり全身に行きわたらないため、
疲れやすくなる、肩がこる、頭がボーッとする
 
 
   
【脂肪肝を防ぐ食べ方】
野菜→タンパク質(肉や魚)→炭水化物(ご飯やパン)の順によく噛んで食べると、
血糖値の上昇が緩やかになり、インスリンの分泌が抑えられる。
逆に血糖値の上昇が急激である場合、インスリンの分泌量が過剰となり、
インスリンが多く出ないと血糖値が下がらないというインスリン抵抗性を持ってしまい、
糖尿病を引き起こす。糖尿病とは、血中のブドウ糖を筋肉などへうまく送り出せないために、
血糖値が上がる病気

 
 
【アルコールは肝臓に負担をかけてしまう】
アルコールは体内に入ると、一旦肝臓内でアセトアルデヒドに分解され、更に酵素によって
再び分解される。この2回の分解作業が肝臓に多大な負担をかけてしまう
   
 
 
【肝機能は回復する】
腎臓は一度悪くなると回復が難しいが、肝機能は糖質やアルコールを避けるなど生活習慣を変え、
運動をすることで機能が回復する。なおサプリは副作用があるためなるべく避け、
自然の食品で栄養を摂るようにする
 
 
 

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